施工事例

202106/18

成田|冠瓦一本伏せ工事

仙台市泉区成田にお住まいのお客様より
屋根に白いものが乗っている。見てください。とのご依頼を頂きました。


現場に行って見てみると、白い物の正体は
棟の漆喰が剥がれて屋根の上に乗っていました。

漆喰が落ちたら、危険です!
とりあえず、剥がれている漆喰の撤去をおこないました。










話をお伺いすると、
10年前に漆喰を詰め直しをしてもらった。と仰っていました。

その為、詰め直しした漆喰が剥がれていました。
詰め直しをした際、既存の漆喰を撤去しなかったので

剥がれやすくなっていました。

一階の棟も同じようになっていました。
今回は冠瓦一本伏せ工事をお勧めいたしました。

特徴は冠瓦の下にのし瓦はなく、漆喰の代わりに
南蛮漆喰や乾式面戸(ハイロール)を使い、軽量になり耐震性に優れています。

お客様にご説明をして、一本伏せ工事をする事になりました。

天気もよく気温20度と工事がしやすい環境でした!
ですが、屋根の上は日差しが強く体感気温は30度近かったと思います。

銅線を切って冠瓦を剥がします。



剥がすと、漆喰と棟木が現れます。
漆喰は撤去です。
棟木はこのまま代用します。

漆喰だけでもかなりの量になりました。






全ての漆喰を撤去致しました。




細かな漆喰が風で飛ばないよう
こまめに掃除します。


漆喰があった箇所をグラインダーで研磨していきます。
乾式面戸がくっつきやすいようにです。



磨き上げたあと、
乾式面戸を設置していきます。
隅棟から大棟に下から上にの方向で設置していきます。







しっかり瓦に設置します。
設置が甘いと隙間から雨水が入り雨漏りの原因になります。


既存の冠瓦を設置し銅線ではなく、
耐震用ビスで固定致しました。
取れることはないでしょう。




一階の瓦に漆喰が落ち破損していたので、
こちらも差し替えをおこないました。










お客様に確認していただき、
安心された様子でした。
屋根の状況は下からの目視でしか見ることが
できません。
そのため、発見がおくれ、災害が起こるケースがあります。
こまめにメンテナンスをおこないましょう。

点検、見積もりは無料でおこなっていますので、
お気軽にお問い合わせ下さい。
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