施工事例

202111/14

棟板金の施工をしてきました!

棟板金(むねばんきん)って?とうばんきんじゃないの?

お客様から屋根から鉄板が落ちてきた!
屋根が落ちてきた!

とお話をよく聞きます。

大体は、棟板金のお話が多いです。

棟板金は屋根の一番高いところに付いている鉄板の事を言います。

これが劣化すると棟板金に刺さっている釘が抜けて浮いてきます!

そこから雨水が入り、棟板(貫板:ぬきいた)がダメになります

そして釘が抜ける本数が多くなると棟板金が飛んでいきます!

(こんな感じに浮き始めます:施工前)

 
図1


図2


台風などで棟板金が飛ぶ仕組みはご理解いただけましたか?


それでは施工風景です!!

今回は、舘にお住いのお客様からのご依頼です!

こんな感じにへこみや穴が空いたりします。

鉄板を浮かせたりしながら釘を抜いていきます!

このまますべての釘を抜いて鉄板を取り除きます。

貫板とご対面!
この板が腐食してしまうと釘が抜けやすくなります。
また浮く原因にもなり雨水が侵入して雨漏りなどが起きます。

貫板の釘も取り除いてみるとこんな感じになります。

そして新しい貫板を寸法して取り付けます。
この際、前は釘でしたが
今回からは錆に強いステンレスのビスをインパクトドライバーで取り付けます!

次に加工した新しい棟板金を被せて貫板にステンレスのビスを打ち込んでいきます!

今回は屋根の上で棟板金を加工しました。

棟板金もしっかり固定!
 
端の部分の隙間はマスキングをしてシーリングで埋めていきます。

気なるポイント!!
ちなみに端の部分なんですが土地や場所によって風の吹く方向が違うので上に重なる部分が左右が逆になるんです!!
気になる方は要チェック!!

シーリングも乾いてマスキングを外したのがこちら!!

隙間を埋めて雨水が入ら無いようにしていきます!

ここまでが一連の流れになります。
この施工を繰り返し全箇所行います。


作業風景!!

別の棟板金の施工中(貫板撤去)

職人さんの技術講習

棟板金設置中

最後に二階屋根の上から風景!



お読み頂きありがとうございました!!
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