太白区四郎丸|地震で破損した瓦屋根の現場調査をしてきました。
202104/19
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先日、協力会社の塗装屋さんからのご紹介で知り合いの方の
「瓦屋根が壊れたので直してほしい」と連絡をいただきました。
太白区四郎丸にあるお宅です。お伺いすると…
遠くからでも一目瞭然です‼︎
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大棟・下り棟は土台から外れ瓦が崩れてます。
大棟の中の土台だった劣化した土も塊で散らばってました。
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各棟の寸法を測り、割れた瓦を下ろします。雨の侵入を防ぐために
ビニールシートで応急処置。危ない箇所は落下防止でテープで仮止めしました。
後日、写真と見積書を投函させていただく事になりました。
【瓦屋根の棟が落ちてしまう原因】
瓦屋根の落ちてしまう原因は築30年以上の瓦屋根の旧工法(大回し工法)によるものです。
今回のお宅も同様の旧工法でした。旧工法は建物躯体に土をもり、冠瓦を乗せてるだけです。
現在は大地震でも脱落しないように建物躯体と連結する耐震性の高い施工方法(ガイドライン工法)が
確立してます。
【ガイドライン工法】
①冠瓦が建物躯体に留め付けられている
②左右ののし瓦同士が緊結されてる
③棟の芯に棟補強金物が入っている
④棟際の瓦が緊結されてる
つまり棟部が建物躯体と一体になり連結しています。
ガイドライン工法の瓦屋根は崩れる事がなく耐久性・耐震性の高さが証明されてます。
弊社でも耐震性の高いガイドライン工法にて棟の修復工事をしております。